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2006年12月05日

「迎える朝」

舞台を観た後、イラストレーター山崎氏「黒猫ナイト」(長崎出版)の出版パーティーに行く。
港町の酒場に住み着いた黒猫の友情と冒険の物語である。
赤ワインで程よく気持ちよくなったところで、やはり赤ワインでご機嫌になっている山崎氏の朗読が始まった。
僕は山崎氏の描く太い線が大好きである。
彼の線から繰り出される世界観を観ていると、どこか日本ではない遠くの国を感じさせてくれる。
そして彼のタッチには夜がよく似合う。
このブログで夜の話を書くというのもどうかとは思うが、夜があるから朝がある。
起きる朝もあれば、これから寝る人の朝というのもある。
人生の中でほとんど徹夜をしたことがない僕だが、それでも徹夜明けでコーヒーを飲みながら、朝を迎えた何とも言えない心地良い虚脱感を覚えている。
そして
「刑事になった気分がする」
とつぶやいたのである。
どこか刑事には起きる朝より、迎える朝の方が似合う気がするのである。
といつのまにか全く絵本と関係にない話になってしまった。
山崎さん、ごめんなさい。
というわけで今度は朝の絵本を描いてください。

IMG_6682.JPG

トンネルを抜けるとき、僕は「迎える朝」を感じるのである。

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