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僕にとって、マラソンという言葉は朝のイメージが強い。
少なくとも「朝」と言われて連想するものの中のベスト10には入ってくるに違いない。
と言いつつも、最近、僕がマラソンをしていないのは、脇腹についた贅肉が物語っている。
何故、そんな話をするのか。
昨日、岡山駅でバッタリ、森ビル企画室の孫氏に会ったのである。
実は彼女のおかげで僕は、2年前マラソンデビューをすることができた。
彼女のおじいさまには孫基禎という方がいらっしゃり、ヒトラー時代のベルリンオリンピックのマラソンに出走し、見事、アジア初の金メダルをもたらした韓国の英雄なのである。
その英雄を偲ぶ記念マラソンがソウルで開催されるのでお誘いいただき、ホワイトマン3人で走りに行ったのであった。
軽い気持ちで行ったはずだったが、予想以上の大歓迎を受け、向こうでいうNHKのニュースには出るは、新聞には出るはで顔を白くする道具を持っていかなかったことが悔やまれた旅であった。
いや、悔やんではいない。
きっと白く塗ったら、テレビも新聞も出せなかったに違いない。
どちらにせよ、それ以来、マラソンにすっかりハマってしまった僕は国立競技場にまでマラソンの練習に出掛けて行き、昨年は鎖骨骨折が完治していないのに山形のさくらんぼマラソンも走ってしまった。
そんな彼女と立ち話を少しして、お互い東京で会う約束をし、彼女は飛行機で東京に戻り、僕は鈍行列車で東京に戻りと何だか面白いなぁと言いつつ、
「またね〜」
と握手して別れるのであった。
こんな場所で彼女とバッタリ会うということは、そろそろ走りなさいとという神様からのメッセージなのかもしれない。
マラソンの日、あまりの報道陣にこんな感じで僕らは緊張していた。
もちろんホワイトマンの素顔ではありません。
韓国の跳ね板競技の選手達です。
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