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この朝プロジェクトがテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の取材を受けることになったそうだ。
そこで朝マイスターでもあるイシコも一応、ホワイトマンで参加させていただく。
ただ、ホワイトマン、テレビ、ビジネス番組と梅干しと天ぷらの食い合わせより悪い組み合わせになったものだなぁと不安を抱えながら八ヶ岳に入り、白塗りをする。
白塗りのまま、氷点下の八ヶ岳の朝の空気の中を歩く。
風もなく気持ちいい冷たさが心地いい。
そして改めて八ヶ岳の朝の風景に驚かされるのである。
「富士山を観ていたら、僕のちっぽけな不安や悩みがバカらしくなってきたよ。ハハハ!」
殴り合いの喧嘩の後に堤防の土手に寝転んだときに吐きそうな台詞を聞くことがある。
「そうだろね。ハハハ!」
こちらも乾いた笑いを発しながら、相づちをうつ。
そもそも何故、笑わなくてはならないのかがわからないが先日もそういった話を聞いた時に、やはり僕らは何故か笑っていたのだ。
漫才師「こだまひびき」のネタの
「そんなことあらへんやろ!」
と心のどこかにあるから、出てくる乾いた笑いなのかもしれない。
しかし、八ヶ岳から見える富士山を観たら、この台詞を吐くかもしれない自分を感じたわけである。
そして、「赤岳」なる名前の通り、朝陽があたっているほんの数十分間、山が真っ赤になるのを観ていたら、そうに違いないと思った。
そもそも何を不安に思っていたのかも忘れてしまうのだが…。
読者の方で、冬の八ヶ岳を味わったことのない方は是非!一度、お試しあれ。
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