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昨年、カンヌ映画祭の体験ブログ中、カフェグルーヴの浜田社長とピアノを題材にした映画を観た。
大筋だけで細かい部分はわからなかったが、単純に面白かった。
「この映画買おうかなぁ」
浜田氏がつぶやいた。
「映画を買う」という言葉に慣れていない僕はどぎまぎした。
彼はその足でその映画を売っているブースに向かった。
僕もどぎまぎしながら映画を買う現場に同行させてもらった。
値段の交渉をして、その場で契約書にサインしているところも見た。
映画を買う現場を初めて見て、どきまぎしながらも妙に興奮したことを覚えている。
あれから9ヶ月程経つ。
「イシコと一緒にカンヌに観てから買った映画に字幕がついたよ〜。月曜日朝一試写やるから、時間あったら来なよ〜」
浜田氏からメールをもらい、朝一番の虎ノ門の試写室に入った。
出資も何もしていないのに、自分の映画のように何だか妙に嬉しかった。
二回観ても、やはり、この映画は面白かった。
もちろん細かい部分も字幕でよくわかった。
早く劇場にこの映画がかかる日が待ち遠しい。
カンヌの朝ご飯は高かったなぁ。
クロワッサンとコーヒーとオレンジジュースで2000円くらいじゃないかなぁ。
って僕、払ってないけど。
というか払えなかった。
何故なら、カンヌの前に立ち寄ったスペインで財布を落としたのである。
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